■関ヶ原の戦いに圧勝した徳川家康は、江戸幕府開府に先立ち、金座・銀座を設けて貨幣の鋳造を命じました。大名への恩賞や献上の目的でつくられた大判。そして、全国に流通させることを目的としてつくられた小判。慶長年間につくられた最初の金貨である「慶長大判・小判」は、最高の品位を誇りました。
■しかし、隆盛を極めた将軍家康の名のもとに鋳造された「慶長大判・小判」をもってしても、当時の鋳造技術水準の未熟さゆえに、その金の品位は80数％にとどまっています。
■ここにご紹介する純金『慶長大判』『慶長小判』は、その家康の慶長大判・小判を、現代最高の鋳造技術により、不純物を完全に取り除いた無垢の純金（24金・品位999）で復刻したものです。かの将軍家康でさえ、けっして手にすることができなかった眩い純金の大判・小判が、今あなた様のものになるのです。

■「大判」は、流通貨幣ではなく、本来、功績のあった大名への恩賞や、献上用としてつくられたため、表面には堂々たる「墨書き」がほどこされていました。この純金『慶長大判』には、「拾両」という額面とともに、当時の金座の責任者であった後藤家の名「後藤」と、同家の署名にあたる「花押」が、精緻なシルク印刷の技法で見事に再現されています。
■ この純金『慶長大判』『慶長小判』は、いずれも、24金（品位999）で鋳造され、造幣局の検印入りです。純金『慶長大判』『慶長小判』は、壮大な歴史浪漫の薫る、比類ない美術コレクションとしてご賞翫いただけるのはもちろん、無垢の「純金」という時代を超えて安定的な資産価値をもちつづけるご所蔵品として、代々大切に受け継いでいただくにふさわしいものです。